検討項目
位置 |
検討する部分 |
種別 |
訂正案, コメント |
P.67 L.1 |
(条件D*について) |
X |
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- (1)式と(2)式の意味は判りやすいと思われます。
- 先立つ条件D(P.52)は,「ルールfの定義域のすべての要素にかんして,∀x, y∈X: xPiy→xPyである個人はいない」というものでした。
- 今回は∀x, y∈Xでなく,1つでもそのようなx, y∈Xがあってはならないことになっています。(これが,P.67の説明部にある「局所独裁者も排除している」に対応する点です。)
- また,今回は(2)式目の追加により,Riという弱い個人的選好を社会水準の選好に反映させることも(すべてのx,yのペアに関して)禁止されることになっています。
- (なお,(2)式目は,その個人がxIiyであったときにxIyになるという意味も含むため,そのことも禁止されることになっています。)
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本ページの概要とお願い:
- 本ホームページは,Amartya Sen先生の『集合的選択と社会的厚生』(日本語版, 勁草書房)の
特定の記述項目について,読む上でのポイントを考えるものです。
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[2015年7月16日 初版をアップ]
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