アマルティア・センの『集合的選択と社会的厚生』を開く

II.読解のポイントを探る 【P.39 L.18他】

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検討項目

位置 検討する部分 種別 訂正案, コメント
P.39 L.18 あとのケース Y3 2番目のケース
P.39 L.22 あとのケース Y3 2番目のケース




  • 該当部分は,原文では"while in the second case"および "while R under the second"となっており,「2番目」の意味になっています。
  • 該当部分は,内容的にはそれぞれ3種類のケースが列挙されています(3つめは「あるいは中間のケース」や「あるいはその他の可能性」)。そこで単に「あとのケース」とすると,原文と違い"2番目と3番目"の意味にも読めてしまう可能性があるように思われます。
  • この点から,そのまま「2番目のケース」とした方がよいかと思いました。





本ページの概要とお願い:
  • 本ホームページは,Amartya Sen先生の『集合的選択と社会的厚生』(日本語版, 勁草書房)の 特定の記述項目について,読む上でのポイントを考えるものです。
  • 本ホームページの主旨や注意などについては,こちら(「読解のポイントを探る」項目リストページ)をご覧下さい。




[2011年9月22日 初版をアップ]


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