検討項目
位置 |
検討する部分 |
種別 |
訂正案, コメント |
P.25 L.7 |
(補題1*nについて) |
X |
|
-
二項関係が選択関数C(S, R)を生成することを前提した上で,(A)「C(S, R)が性質βを満たす」と(B)「RがPI-推移的である」について,(A)⇔(B)を主張する補題と解釈されます。
-
証明では,最初に「二項関係が..すでに述べた」としています。これはよいでしょう。
-
次の「いま,Rが...」から始まる4行が,(A)→(B)の証明です。ここで,対偶を取っていることに注意します。つまり,not(B)→not(A)の手順で証明を行っています。
-
次にP.26の1行目からの5行が,(B)→(A)の証明です。ここでも対偶を取っていることに注意します。つまり,not(A)→not(B)の手順で証明を行っています。
|
|
本ページの概要とお願い:
- 本ホームページは,Amartya Sen先生の『集合的選択と社会的厚生』(日本語版, 勁草書房)の
特定の記述項目について,読む上でのポイントを考えるものです。
-
本ホームページの主旨や注意などについては,こちら(「読解のポイントを探る」項目リストページ)をご覧下さい。
|
|
[2013年6月1日 初版をアップ]
|