アマルティア・センの『集合的選択と社会的厚生』を開く

II.読解のポイントを探る 【P.20 L.16】

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検討項目

位置 検討する部分 種別 訂正案, コメント
P.20 L.16 (補題1*iについて) X



  • 補題1*iは補題1*gと似ており,補題1*gの「順序T」が「準順序T」になっている点のみが違いです。
  • 補題1*iの後の段落にも説明があり,概ね理解しやすいのではないかと思います。
  • 補題1*gのときと同様に,Tが前提している選択肢集合(つまりS)がXの部分集合であるという点で,当初の部分関係の定義(P.19, 定義1*5)からの飛躍が感じられますが,定義が拡張されているものと理解すれば差し支えないでしょう。





本ページの概要とお願い:
  • 本ホームページは,Amartya Sen先生の『集合的選択と社会的厚生』(日本語版, 勁草書房)の 特定の記述項目について,読む上でのポイントを考えるものです。
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[2012年4月28日 初版をアップ] (最終アップデート:2013年5月31日)


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